くず粉100%なくず餅があまりにも美味しかったので、本物のわらび餅が急に食べたくなってきた。というわけで、わらび餅を食べに京都まで行ってきた!
場所は出町柳駅から下鴨神社をちょっと北に行ったところにある宝泉。ちょっと大きな通りからは外れたところにあって探すのに苦労。
さて、入り口。お菓子を食べに行くだけにしてはちょっと敷居がw といいつつも、素敵な門構えでテンションあがる。本瓦もいいなぁ・・・
門をくぐると庭と建物が。木がたくさんあって落ち着いた佇まいで癒やされる。
11時前に着いたら1席だけ空いていて待たずに部屋に通してもらうことが出来た。
室内から素敵な庭を見ることが出来る。欄間もなかなか見事じゃないだろうか?
さて、席に着いたらさっそくお茶がでてきた。でもって、一緒に出されたのは丹波黒豆!
あぁ、丹波の黒豆大好きです!ほんのりとした甘さが何とも言えない
で、注文! 悩んだ末、抹茶セットとわらび餅を注文
わらび餅は注文してから15分程度かかるとのことなので、まずは抹茶と生菓子がでてきた。
あくまで本命はわらび餅だったはずなんだけど・・・ 生菓子を食べた瞬間、ちょっと泣きそうになった。なんていうかここまで美味しい生菓子を食べたことない。ちなみにこの生菓子は初雁。注文時、お勧めを聞いて自分の好みの和菓子を伝えたところ、初雁がオススメとのことだったので頼んでみたけど・・・
いやなんて言っていいのか、まず餡がふんわりとしている。この時点で衝撃的。まずい和菓子はパサパサしすぎてたり、逆にベッタリしすぎたりするものだけど・・・ なに、ふんわり?! でもって、甘さも「砂糖」を前面に押し出した甘さではなく、あくまで素材の甘さを引き出した甘さというかもうなんて言っていいかよくわからないくらい感動・・・ 砂糖のくどさ?ってのがないんだよなぁ。さらに一緒に飲んだ抹茶がこれまた、泡が均一で細かくてほどよい苦みでもう美味しすぎるし・・・ 初雁とあいすぎ。
一つ言えることは今後、ほとんどのお店で食べる和菓子を美味しいと思うことはないだろうね。
そんな中、本命だったはずのわらび餅が出てきた。
こちらは噂どおりのおいしさ。わらび餅そのものにほのかに味がつけられてあって、正直黒蜜をかけるよりもそのままの方が個人的には美味しかった。とにかくプルップルで箸から滑り落ちそうなのに、実は弾力があって結構咀嚼しないとかみ切れないほど。見た目もすごく透明感があって言うことなし!
そんなこんなで、大満足でお店を後にしようとしたら、受付に結構な人が・・・ 危なかった。
それにしても・・・、最近、スイーツブログと化しつつあるような・・・
たぶん、気のせいだと思うが。