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RP9のパーツ選定

RP9に組み合わせるパーツ選定は個人的に結構難しい。というより、フレームがやはりくて選択肢が限られる。オールラウンダーといいつつ、重量はエアロフレームのそれだし。

6.8kgを目指すならホイールを軽量のものにしないと厳しいかな…

■初期装備

RP9の初期装備、サクッと交換できるところは大体軽い。

タイヤR1X190g
チューブSUPER LIGHT50g
サドルVENTO ARGO R1189g

まず、R1Xは軽量でこれ以上というのが厳しい反面、細かな振動を拾いまくりで乗り心地が悪く即交換。なので、むしろ重量増。

チューブも軽さだけはピカイチ。SOYOラテックスに変えて重量はトントン。落としどころはこの辺かなと思うけど、攻めるなら両輪にREVOLOOPで50g削減は可能か。

サドルのVENTO ARGO R1は軽い部類だけど、自分には硬すぎて交換。こちらも重量増。

■ 追加装備

まずはペダル。DURAペダルだと228gの増加。そこにサイコンマウント、ボトルケージ、ゼッケンプレート。この辺を合わせると150g増にはなる。

なお、ペダルはチタンシャフトに変えれば190g増くらいで押さえられるか。

■ 交換装備

重いと話題のステム。200gもあるのでこれを交換する必要あり。加えてハンドルももう少し軽く出来そう。まだやってないけど、ここで100gほど削ることが出来そうではある。

VibeのSuperlightハンドルトステムを使えばもうちょっと攻められそう。

現実的には7.1kg台に仕上げられたら御の字かな…

RP9って速いの?

ようやく納車されたRP9。いろいろといじっている最中だけど、結局のところ、レースに出てる人からすると速いのかそうじゃないのかという点に尽きると思う。

体感的にはTarmac SL6より速い気がするけど、フレームの差異かどうかは正直わからない。

ただ、総合パッケージとしてはTarmac SL6より速い。その理由はRP9のフレームにあるというよりDT SWISSのARC 1100 DICUTにある気がするけど。

このホイール、とにかく高速域でめちゃくちゃ伸びる。公道でダウンヒルするにはちょっと速度が伸びすぎるときが…

ともあれ、ホイールをうまく生かせて走れるのであれば、それはよいフレームと言えなくもないけどホビーレーサーからすると少し固め。が、DOGMA F10のように、「あ、これは無理」と言った感じでもなく、レースに出る人ならそれなりのトルクとペダリングスキルはあるはずなのでクリアできるはず。

さて、体感的には以上だけど、データ的にはどうなのという話で同一コースの過去ログと比較してみた。

走行時間走行距離 [km]標高 [m]平均パワー [W]平均スピード [km/h]バイク
4:50:00130.61761.4154.326.6SL6
4:50:13130.821705.1137.226.7RP9
4:56:13131.621736.1147.826.7SL6
4:57:19131.891688.414526.6SL6
5:05:30130.991719.7138.425.7SL6
5:13:34131.911678.3134.525.2SL6
5:14:51131.771691.2133.925.1SL6

RP9の走行ログは上から2番目。

ベストこそ出ていないけど、そもそもそんなに踏んではなく、平均パワーは137.2Wと低め。にもかかわらず5時間近く走ってベストと13秒差。

なにより17W近くパワーが低いにもかかわらず13秒差はエアロ効果がやはり大きいと思う。

実際、138Wで走ったSL6だと5:05と15分も差が…

無論、風や気温、信号の影響もあるのでこれだけのデータを持って一概にRP9の方が速いとは言い切れないけど、やはりそれなりに速いフレームだとは思う。

だとすると、残る問題はTarmac SL7やPROPELと比べてどうなの?という話だけど、これはフレーム持ってないから試しようがないね…