前日は頭痛がひどくて身体が弱ってたせいか、珍しくすぐに寝付けた。

朝4時半に起床。シャワーを浴びてパスタとフレンチトーストを食べる。

6時前にホテルを出てスタート地点の前の坂を1本軽く登ってから出走サイン。ぶらぶらしながら時間を潰しそうこうしてるうちにスタート時刻の6時50分。

今年は各ageごとに1分差をつけてスタートしニュートラル区間が4kmほどと長め。

まずはニュートラル中に前方に位置してリアルスタートになったら積極的に前に出る。

そしたら前10番以内まで上がってしまう。

うーん、こうやって前に上がるのかと驚きながら位置はキープ。たまに森本選手が登りでジャブがてら6倍程度でペースを上げるも特にキツくなく調子は良いっぽい。

あとは苦手な最高速が出る下り区間からの左コーナーさえクリアできればなかなか良い結果が出るんじゃないかと思ってたら…

その下りで前から二人目の人が挙動を乱す。それを見た前から一人目も焦って、こちらも焦って3人揃ってコースアウト。

この区間だけは落車したくなかった…

気づいたときには地面に倒れてた。

とりあえずバイクを起こしてチェック。ハンドルが気持ち曲がってる以外に大事は見られず。

身体の方は頭を打ってるのと右のふくらはぎが痛く左の脇腹もちょっと痛い。アスファルトじゃなくて土の上だったの速度の割にダメージは軽め？

とりあえず漕いでみてふらつくようならリタイアしようと思って漕ぎ始めたら問題なさげ。

どれくらい倒れてたかはわからないけどちょっとすぐに復帰できた感はない。

この時点で周りに走力のある人はなし。一人で淡々と抜きながら追走していると、途中でシエルヴォの選手がいたので状況確認。どうやら50人は前にいるらしい…orz

こうなったらパノラマラインまでは適当な集団に合流して連れて行ってもらい、そこから独走で前に出てこぼれてくる人をうまく捕まえて回す作戦。

結果はパノラマラインで3人パックになりそのまま下る展開。後ろから集団が来そうだけど落車リスクを回避したかったので気にしない。幸い、脚はよく回る。

下り終わってからの平坦区間で結局、追いつかれそうなので脚を止めて後ろと合流。そこから補給ポイントまで休む。

補給ポイントは落車でボトル1本のみだったので2本ゲット。相変わらず使いづらいボトルで歯で噛んでボトルを持てない。

暑いので水を首にかけつつ今後の展開を伺うも動きはなし。短めにローテーションに参加して105kmの上り地点まで脚を貯める。

105kmからは単独アタック！

のつもりが2人だけついてきた。一人は死にかけでそのうちいなくなってたけど…

もう一人もキツそうだけど単独で行くには距離があったので少しペースを落としながら走る。

逃げの判断は正解で無事振り切り、こぼれてくる選手をパスしながらゴールまで。ゴール近くで2人に追いつかれるも左折した瞬間、気合を入れて300Wで踏んだら全員反応がなかったのであとは後ろを見ながらゴール。

なんとか完走&25%以内には入れた。

あとは怪我を治して世界選手権がんばるだけ！